1999 山口勝弘作成文書リスト(1988~1999)

1999.7.23
山口勝弘NEC文豪による作成文章リスト1988-1999 pdf

(No. – 文書名 – 字数)

1988

01 映像を中心とした AV環境の創造の実例 960
02 映像表現の複数性 1680
03 ビデオ・インスタレーションについて 2880
04 映像展示の今後について(表) 1840
05 Arch – Column – Zampini 詩 3210
06 世界デザイン博・アーテック’89 とメイテック・シンボルの意味 1760
07 メイテック電子枯山水基本構想 3800
08 映像新時代を考える 3400
09 太陽を撃つ 2107

1989

01 TOTOショールームビデオ彫刻について 1240

1990

01 造形芸術と Interactivity 3880
02 淡路島芸術村構想 ARTPIA AWAJI 2280
03 淡路島芸術村構想について 1400
04 淡路島芸術村構想の具体的展開 3720
05 The New Trend of Art and Technology 出版企画書 2600
06 アールジュニ活動年譜 1680
07 淡路島芸術村の推進 2360
08 アールジュニ活動歴資料 17640
09 実体からメディアへ(表) 7040
10 ハイパーメディアトラック機材リスト 4440
11 芸術とメディアテクノロジー・センター 2880
12 Water Frontierとしての文化・芸術系 2360

1991

01 芸術専門学群・教育体系の再検討について 2760
02 実験工房年譜 19600
03 ハイパーメディア・ヴァン トラッキングリスト 2920
04 アートリゾート時代の淡路島芸術村構想 6320
05 淡路島芸術村の推進 2360
06 環境造形研究所 1160
07 ひょうご情報通信回廊・テレワーク実験 1880
08 ユビュの詩 960
09 ひょうご情報通信回廊・テレワーク実験スケジュール
10 芸術と発想 1080
11 芸術村基本施設案 1360
12 フランスの芸術村 1120
13 淡路芸術村計画 1520
14 テレワーク実験シナリオ 6160
15 兵庫テレワーク実験と淡路島芸術村計画 1440

1992

01 テレワーク・アンケート用原稿 4440
02 美術工芸品用 Wax 実験 2160
03 あなたがデザインする場合 3160
04 Wax Object 制作の秘法 400
05 山口勝弘展ヴィトリーヌ解説(和英文) 1000
06 「もうひとつの山口勝弘展」出品資料 4680
07 山口勝弘展英文・邦文記載リスト 10920
08 第1回世界環境芸術会議計画案 2840
09 芸術村運営計画 1520
10 もうひとつの山口勝弘展あいさつ文 640
1 1 エレクトロ茶室 2320
12 東京都現代美術館に関する事項 3280
13 酒会社CM用原稿 1160
14 メディアオペラ「国生みの未来」1200
15 バベルに関する書籍リスト 4400
16 メディア時代のシンセシス(アイゼンバイス原稿) 1760
17 Imaginarium after Babel 7520
18 中国、国際環境科技芸術展のための中国環境芸術委員会 1800
20 淡路島芸術村の推進 12月14日 2880
21 淡路島芸術構想について12月14日 1400
22 淡路島芸術村計画12月14日 1240
23 ’93 中国国際科技芸術展企画書 2400
24 卒業生へのメッセージ(神戸芸術工科大学) 560
25 第2回世界環境芸術会議(案) 3120

1993

01 山口映像学原稿(アレクサンダー・ドルナー)10920
02 映像文化史 1992年度後期 1040
03 芸術村を励ましていただいた思い出(故 TDK大歳会長)1000
04 第2回世界環境芸術会議(案)3120
05 UBUマニフェスト 1440
06 催し物の提案 (Sony 8F ホールの件) 2440
07「Cの関係」について 3400
08 「空間の認識」1160
09 日経新関連載記事「空間の奇想曲」全連載記事 5600
10 時代の求める知と感性を磨く場ヘ 640
11 「メディア協奏曲」について 4480
12 美術館と映像 – Monetと Kuntzelを巡って 9760
13 川辺町将来計画案 1360
14 第 2回世界環境芸術会議の討議内容 3680
15 第 2回世界環境芸術会議/記者会見用資料 11120
16 環境映像と都市空間(ダイアグラム) 3000
17 情報都市と文化装置(ダイアグラム) 1760
18 環境芸術メディアセンター 1360
19 すべての芸術はメディア化の中で生き始めている 3000
20 イマジナリウムの系譜 1040
21 「山口勝弘リフレクション展」プレス用資料 1560
22 Multi-Media in Art 2480
23 プレゼンテーションの方法 1680
24 東京国際フォーラム用企画書 10480
25 クンツェルに関する論文の要約 600
26 ビデオパサージ、ユの和英インストラクション 5360
27 シテ・デザール・オーベルヴィリエ 3240

1994

01 視覚情報デザイン概論 2480
02 人工生命とフランケンシュタイン神話(ヤッシャ・ライハート)1680
03 淡路島芸術村の経緯 6210
04 視覚情報デザイン概論「イメージ」760
05 視覚情報デザイン概論4 1480
06 北代省三展カタログ用原稿 4320
07 淡路島芸術村(フランス講演用) 3320
08 日本映像学会第 21回大会企画およびスケジ‘ュール 7720
09 サウンドスケープについて(ドイツ文化会館用パンフ)2000
10 建築から環境ヘ(ドイツ文化会館用) 6600
11 環境芸術メディアセンター施設構成図 3400
12 視覚情報デザイン学科プロジ‘ェクト「プレゼンテーションとは何か」2800
13 人間はデザインしながら生きている 12560

1995

01 淡路島山勝工場地震後の建物状態 1480
02 こんどは芸術活動 1760
03 映像工夫館について 2160
04 淡路ポストカード用コメント 560
05 1994年度卒業者コメント(神戸芸工大)520
06 ヴィトリーヌの温故知新(佐谷画廊個展パンフ) 1680
07 アーテック’95について「常に改革されるビエンナーレ」 1360
08 芸術工学分野の概略、基礎では何を学ぶか 1880
09 商工美術用「中部電力欄電気の科学館オームシアター」 1240
10 芸術工学概論「イメージを表す」(視覚情報デサイン) 1280
11 ダ二・カラヴァンのイメージ展開例 920
12 学科案内の発刊について(神戸芸工大) 1160
13 下山芸術の森パフォーマンス1995 840
14 下山芸術の森パフォーマンス台本 2880
15 芸術工学と視覚情報デザイン 2400
16 メディアは建築となりうるか。建築はメディアとなりうるか。 (仙台メディアテーク) 3440
17 ビデオインスタレーション作品集・ナレーション原稿 15200
18 ビデオパサージュ解説 640
19 ビデオインスタレーション作品集ナレーション原稿(英文) 20200
20 グラフイツク集団メンバー 640
21 実験工房とその周辺 7120
22 映画からメディアヘ 1280
23 Meisterklasse for Experimentale Visuelle Gestaltung 2600
24 「アートピクニック入門一現代美術の理解のために」 1960
25 淡路島芸術村の経緯(1997年版) 8200
26 ホログラフィーと展示環境 11000
27 練馬区美術館個展の方向について 1240
28 環境芸術原稿 1520
29 第4回WEAS開催案 1320
30 メディア時代の工房団地事業 3440
31 映像文化史年間スケジュール 720
32 映像学年間スケジュール 720
33 アートハイキンク 2680
34 湯崎扶佐子氏への祝辞 400
35 1950年モビールの季節 2240
36 ヴァーチャ lレ工房レジメ 76
37 アサヒグラフ APN写真リスト 720
38 観賞からメディアリテラシーへ 3210

1996

01 観賞からメディアリテラシーへ(英文) 7200
02 目黒区美術館原稿 7560
03 山口ホームページ用原稿 1(英文) 920
04 山口ホームページ用原稿 2(英文) 10040
05 影像から映像ヘ 1160
06 ホームページ掲載作品データ 3880
07 オートスライド作品とミュージックコンクレート(目黒区美術館用)1840
08 現代音楽年表(目黒区美術館用) 3120
09 アートのオリジナリティの行方(インターネットについて)2520
10 原美術館宮脇愛子展 2400
11 アドヴァンス・ビジュアルウェアとは何か 3560
12 光と音響によるデザイン 1800
13 視覚情報デザインの目指すもの 1840
14 メディア文化史 2160
15 三幅対の庭園 920
16 三幅対の庭園機材リスト 3840
17 東郷青児について 2320
18 卒業生という身分 760
19 TORAYのデジタルコンペ評 1080
20 フォーラム凹凸/ヴアーチャルミュージアム0号案 1320
21 全感覚をもって環境をとらえよ 1800
22 ハイパーメディアバンのアイデア 920
23 ハイパーメディアバンの機材リスト 4800
24 造形芸術とインタラクティヴィティ 3880
25  フォーラム凹凸/ヴァーチャルミュージアム構想 2840
26 「ガウディの幻想」 「ナイトメア」 「Hiroshima 」英文解説 3480
27 「音の気配」英文解説 2760
28 電話のトポス/アート、ネットワーク 960
29 第4回WEAS情報アートワークショップ 1280
30 布張彫刻、ヴィトリーヌ、油絵解説 1120
31 アートのオリジナリティの行方(長文版) 2640
32 映像文化史 マスメディアの巨人 1280
33 メディアマジシャン飯村に寄せて 600

1997

01 一宮町メディアセンター(仮称)の方向性 2640
02 第2回メディア文化史浮世絵 1680
03 第3回メディア文化史電話とネットワーク 3320
04 二次元上の線は行き場がない。 2000
05 メディア文化史印象派 5月8日 3360
06 淡路島メディアアートセンター 880
07 映画史 2960
08 第6回メディア文化史裸のメタモルフォーズ 2400
09「実験工房」による舞台デザインの復元 2840
10 コラボアート一環ーコメント 1640
11 A&E携帯電話操作マニュアル 1720
12 第9回メディア文化史映像と環境 1760
13 21世紀に向けてのシンボルとステージ案 3640
14 観客からA&Eヘのメッセージ(英文) 11000
15 メディア文化史ホログラフィーと展示環境 4120
16 メディア文化史ファッションとアート 1720
17 福島秀子さん追悼原稿 1600
18 観客からA&Eへのメッセージ 15400
19 三幅対の庭園(英文) 1400
20 メディア文化史年間プログラム 2480
21 情報都市と文化装置(改訂版) 1760
22 新しいテクノロジーによる作品と美術館 8520
23 コラボアート一環一「環境舞台の新しいコラボアート」 2600
24 女子美術大学身体メディア演出学科計画案 お40
25 美術と癒し 7640
26 エッセイ美術と癒し (IPA用) 1240
27 大学紀要実験工房舞台デザイン復元 2200
28 新しいテクノロジーによる作品と美術館(語尾を丁寧語に変換) 12920
29 コラボアート一環一 (英文) 1280
30 造形芸術とインタラクティヴィティ(改訂版) 5200
31 職人・芸術・建築大学ワークショップ「ナンセンス機械」 2440
32 モダニズム、第2次世界大戦、戦後 1280
33 職人・芸術・建築大学ワークショップ「ガウディ」 2160
34 第5回WEASインターネットデザインコンペ総評 3440
35 いざなぎ芸術メディアセンター 1480
36 人間はデザインしなが生きている 3520
37 職人・芸術・建築大学ワークショップ「現代芸術概論」 2960
38 職人・芸術・建築大学ワークショップ「実験工房」 560
39 総合食文化タウン川辺の町っくり計画 2720

1998

01 いざなぎの丘アートセミナー開催について 2640
02 ブ工ノスアイレス剛貼用レクチャー原稿 3680
03 Pertaing to Art & Technology from the 1960’s-1990’s 8120
04 映像工夫館について 2400
05 映像工夫館について(英文) 5480
06 Media Technology and the New Museum 11000
07 Media Technology and the New Museum (メモランダム版) 12040
08 コラボアート「縁」コメント 1960
09 メディアとアートの共生への検証(女子美機関誌用) 13760
10 ボルヘスとカサーレスの着想から(バベルの図書館) 2600
11 閉幕張研究所内 IBMギャラリー展示案 1560
12 山口公共ビデオ作品機材メンテナンス状況 1960
13 バベルの図書館レクチャー用原稿「モレルの発明の解剖学」 7160
14 職人・芸術・建築大学ワークショップ「キースラー 」 680
15 第8回いざなぎの丘アートセミナー「私の国際交流こと始め 」 1640
16 天六商店街モニュメント 1080
17 台北市第 2美術館公共空間造形、媒体、展示 3440
18 天六商店街オアシス計画 1320
19 メディア福笑データ 1520
20 A&E説明 480
21 榎本和子個展カタログ用原稿 3960
22 Art & Technology from 1960’s-1990’s台北講漬用レジメ(英文) 12040
23 1960年代 -1990年代日本のアートアンドテクノロジーの歴史 5160
24 コラボアートー縁ーレジメ 3920
2 5 From observation to media literacy 7600
26 台北市第二美術館一層公共空間基本計画 4040
27 第9回いざなぎの丘アートセミナー「ガーデ二ングの前に庭園文化を考えよう」 1560
28 Wave Length メモ 880
29 山口勝弘コードブック「イマジナリュウム 」 2000
30 錦絵新聞 2160
31 台北市立第二美術館用演出ソフト及び映像情報ソフト制作案 1320
33 GA原稿「アフオーダンスの日常化の 2つの実現」 3120
34 東京オペラシティーガレリア音環境基本計画(案)2000

1999

01 北海道専門学校レジメ 1880
02 夢遊桃源図コンセプト 200

1987 映像空間創造

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表紙 ― シア卜ル・サイエンス・センターのレーザー映像[写真・山口勝弘]

目次

高度映像空間への予兆 ― 2
山口勝弘略歴・著書 ― 11

銀河庭園「Galaxy Garden 1986」 — 4
スペース・バリアー|Space Barrier ― 6
プラネット・ステーション|Planet Station ― 12
ピラミッド|Pyramid ― 14
コズミック・ウェーヴ|Cosmic Wave ― 16
スリー・パッセージ|Three Passages ― 20
マジック・スクウェアー|Magic Square ― 22
レーザー・パフォーマンス銀河庭園 ― 24

映象空間創造 ― 26

「炎と水と人間と」 ― 37
ビデオ彫刻「パロッコ」 ― 38
JUN ポートピア・セレブレーション ― 43
ビデオ彫刻「三重奏」 ― 44

街の中の映像空間 ― 48

最新のテクノロジーで電気のプレイランドを実現 ― 48
時代の感性とニーズに応えて、知的空間を創造する丹青社 ― 49
乃村工藝社のオーディオ・ビジュアル・コミュニケーション ― 52
トータルメディア開発研究所と映像空間 ― 56

映像化店舗事例レポート ― 62

映像系とコンピュータ系の複合映像システム [ラポルテ] ― 63
旅のイメージをマルチ映像で演出[日本交通公社名古屋伏見支店] ― 64
AV システムによるビアホールの演出[舞戯麟] ― 65
地域社会への情報発信基地[オークワ尾崎店] ― 66
映像と光の不思議空間作り[ビテオレンタルショップ・ビデオピア] ― 67
ショールームのマルチ映像展示[野村不動産] ― 68
エレクトロニック・バンキング時代のシンボル[協和銀行日本橋支店] ― 69
高感度ヤング層に映像イメージでアピール[レイ・エ・ルイ] ― 70
集客効果を高める映像空間[ミッドナイト・サパー A to Z] ― 71
イベントとマルチビジョンの立体演出[テルミナ錦糸町] ― 72
中京地区映像化店舗のはしり[ハートスタッフ] ― 73
宝石に関する情報発信基地[ジュエラーズ・タウン オラム] ― 74
白い館の 9つのブラウン管の窓[ウイズワン] ― 75

映像空間創造 pdf

1995 芸術・工学分野の概略

神戸芸術工科大学 1995年8月

芸術・工学分野の概略

基礎では何を学ぶか

「基礎」では、主として視覚情報デザインの根底となる理論・歴史・方法論などを学ぶことになっています。ここでいわれている「理論」とはいわゆる考え方の理屈です。人聞はなぜ絵を描くのでしょうか。人聞はなぜ写真を発明し、なぜ写真をとるのでしょうか。人聞はなぜ映画を発明し、なぜ映画をつくるのでしょうか。なぜということは理由を問うことです。学問という字をよく見て下さい。問いを学ぶという意味なのです。

「歴史」とは人聞が地球上に生まれてから今まで生きてきた過去の記録です。過去は過ぎ去ってしまうのに、人聞はさまざまな記録を残してきました。もちろん消失したものもありますがピラミッドのように建造物として残っているものもあります。文字や絵として残されているものもあります。 「歴史」というのは大切なことを語り伝えることから始まりました。とくに視覚情報デザインにかかわる歴史というのは山ほどあります。その沢山の「歴史」をどのように整理して考えるかということが大切なのです。

「方法論」というのは人聞が行なう全てのことがらにかかわっています。理論も歴史も「方法論」がなげれば学ぶことができないのです。もちろんモノをデザインするのにもコトをデザインするのにも「方法論」がな吋ればできないのです。「方法」を学ぶのは、その申に筋道を見つけだし、なぜ人聞がそのような方法を考えたのかを学びます。さらに皆さんが具体的にデザインをする時、どとから手をつけどういう手順でイメージを見えるものにしてゆくかをキチンと整理しておかないとモノもコトも実現しないのです。

基礎を横断的に学ぶために

皆さん視覚情報デザイン学科のカリキュラムの申で基礎に当たるものは沢山あります。その中に「必修」と「選択」と書かれているものがあります。必修は樹木でいえば幹に当たるものです。そして大きな枝に当たるものが「選択」です。樹木というのは同じ桜でも松でもさまざまな形になって成長してゆきます。どんな形に育ててゆくかは皆さんが考えることです。もちろん「工学」や「計画・実習」を学びながら次第に自分の勉強を積み重ねながら考えてゆかなければなりません。

図版コメント

1995-芸術・工学分野の概略-神戸芸術工科大学_図1

① エジプトの歴史は記号になった絵文字と仕事の手順を説明するイラストによって記録されています。

1995-芸術・工学分野の概略-神戸芸術工科大学_図2

② パウハウスの舞踊工房では空間の申で身体の動きがどう見えるかを分析し研究しました。

1995-芸術・工学分野の概略-神戸芸術工科大学_図3

③ 線の視覚的なヴァリエーション。それぞれがある感情を表しているように見えます。

1995-芸術・工学分野の概略-神戸芸術工科大学_図4

④ ロポットの頭にイメージが伝わる。コリャ驚いたと博士はびっくり。

1995-芸術・工学分野の概略-神戸芸術工科大学_図5

⑤ 1912 年頃の哲学クラスの為の物理のイラスト。

1954 美術家の仕事 バレエの舞台装置

まだ、昨年のことだから、おぼえているひとも多いだろう。あのスラヴェンスカ・フランクリン舞踊団がやったバレエ「欲望という名の電車」の舞台についてである。既に映画や芝居によってこの戯曲にしたしんでいたひとびとも、それがバレエになったとき、前記のものの何れともちがった表現の世界をみたにちがいないが、この舞台装置が、また、古典バレエの背景幕にみなれたひとびとにとっては、変った祭賞にみえたことだろう。
あの振付や音楽がつくりだしてゆく、現実と幻想の異様にまじりあう雰囲気は、一枚の写実的に描かれた背景幕によって、強めることができたであろうか。むしろ、あの雰回気をさきえきれずに、写実のむなしい力金みせていたかもしれない。
(後略)

美術家の仕事 バレエの舞台装置 pdf

シンフォニー No.4、昭和29年(1954年)6月

1956 色彩オルガン

1956-Symphony-Color_Organ-11-013-01

1956-Symphony-Color_Organ-11-013-02

「音楽の方面では、最近ミュージック・コンクレートや電子音楽が研究されている。この間も、山葉ホールで舞台にひとりの演表者も登場しない音楽会が開かれたりした。ところで、こういう動向を導いているものの考え方は、音楽にだけ現われているものだろうか。現代の美術家の考えているととと何か共通したものはないだろうか。もちろん、この両者が扱っている素材に違いがあるから、クイズ的に類似点を探しだしても何にもならない。ただ、楽器と演奏者を観客の前に置かないという考え方、また機械的な操作が作曲と演奏(録音)を緊密に結びつけているという方法が、『色彩オルガン』と呼ばれているものを思わせる。」(後略)

「シンフォニー」1956年3月 No.17

色彩オルガン pdf

1967 不定形美術ろん Free Forms and Concepts in Art

1967-futeikei-bijutsuron-cover

不定形美術ろん

Free Forms and Concepts in Art

目次
はじめに 3

Ⅰ あなたの手元で出来る芸術
アガムノ動くレリーフ ムナーリの組立彫刻 斎藤義重の掛換絵画
宮脇愛子の光のパイプ ジョン・ケージの楽譜 一柳慧の図形楽譜 etc.
本文11-27

Ⅱ 物の置き方は決まっていない
菊竹清訓の原始美術展示 木村恒久の箱 福岡道雄個展
山口勝弘のサハラ先史壁画展 磯崎新の<空間から環境へ展>展示 etc.
本文33-45

Ⅲ 表面を装うのは悪いことか
ジオ・ポモドロ アルナルド・ポモドロの彫刻
フォンタナの空間概念 クラインのしわで出来た絵 ガウディの建築 etc.
本文 55-65

Ⅳ 不定形美容ろん
フィニーの仮面 マルセル・デュシv ンの変身と女装
アフリカ土人の成形美容術 ポモドロ兄弟の彫刻的アクセサリー etc.
本文 67-77

Ⅴ 料理もまた芸術
アイ・オーの虹の食卓 オールデンバーグの巨大なハンバーガー
包装のまま食べられる茶巾ずし ジャスパー・ジョーンズの叫入りビール etc.
本文 79-89

Ⅵ あなたのお目目は脇されるのがお好き
山口勝弘のヴィトリース 勝井三雄のオプティカルな六面体
デュシャンのめまい発生装置 伊原通夫の帝国刷場ロビーのノレン etc.
本文 91

カラー写真 カール・ゲルストナー 9 清水晃31
ルチオ・フォンタナ 53 山口勝弘 119
坂本正治 121 ニコラス・シェフェール 123
サム・フランシス 137 フェルナンデス・アルマ 171

Ⅶ 光の魅惑
シェフェールの空間ダイナミスム 山口勝弘の青と無色透明な光る立体
多田美波の照明器具 芸術・光・芸術展の会場 ナギーの光線展示装置 etc.
本文 125-135

Ⅷ 火と水と・煙と空気
クラインの火と水の絵 マン・レイの煙のオブジェ シドニー市の噴水
吉田稔郎の発砲装置 ワーホールの巨大な空気枕の個展 etc.
本文 139-153

Ⅸ 何かことが起る
カニングハム舞踊国 ニュー・ヨークの街頭ハプニング
アイ・オーのハプニング 楽器の鳴らない交響曲 TVハプニング・etc.
本文 159-167

X 不特定多数÷不特定多数=あなた
クリストのドラム状のモニュメント 伊藤隆康の無限空間展
高松次郎の影の個展 三木富雄の耳の彫刻 小野洋子の詩集 etc.
本文 173-181

Ⅺ オブジェと環境
ピーネの動く光のレリーフ マックの17mの光線反射塔
リッキーの大モビール リッポルドの新作 キースラーの環境的彫刻etc.
本文 185-197

Ⅻ あなたの生活空間に流れを
キースラーのエンドレス・ハウス 日本の庭園 新宿駅西口広場
磯崎新の成長と崩壊をくり返す都市の孵化過程のイメージ etc.
本文 205-208

図版目録 209
人名索引 212
あとがき 214

不定形美術論ろん pdf

1968-不定形美術ろん-特別付録-Kappa_Star-06-039-01

1968-不定形美術ろん-特別付録-Kappa_Star-06-039-02

1983 冷たいパフォーマンス

1983-Yamaguchi-Tsumetai_Performances

冷たいパフォーマンス〔ポスト・モダン講義〕清水徹+山口勝弘

目次

第一講 全体性からの解放 ー 専制と解体 7

第二講〈作品〉の破壊 ー 侵蝕と転生 59

〔鏡1〕蝶番 ー あるいは浸透 87

第三講 情報と空間 ー キヤングアスからの解放 103

第四講 転送と放射 ー 〈ブラウン管の破壊〉 155

〔鏡2〕イマジナリウム ー あるいは分身 195

用語解説 207

おわりに 213

冷たいパフォーマンス pdf